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[成分効果説明]

リベルサスはGLP-1受容体作動薬として、2型糖尿病の治療に使用されている経口薬（飲み薬）です。
GLP-1受容体作動薬には、インスリン分泌を促して血糖値を下げる作用があります。

●すい臓に対する働き
すい臓の細胞に作用して、インスリン分泌を促進し、グルカゴン分泌を抑え血糖値を改善させます。

●消化管に対する働き
胃の運動を抑えて、食事が小腸へ排泄されるのを遅らせて、食後の血糖値上昇を抑えます。

●中枢神経に対する働き
脳の満腹中枢に直接作用して、食欲を抑え満腹感をもたらします。

GLP-1受容体作動薬は、”低血糖になりづらく” ”体重増加も起こしにくい”ことが最大の特徴です。

[GLP-1ダイエットについて]

中枢神経に対する働きにより、食欲を抑制するので糖尿病の治療だけでなく、ダイエットへの効果が期待されています。
すでにアメリカの「FDA（食品医薬品局）」では、2021年にGLP-1受容体作動薬を”肥満治療薬”として認めています。

2022年に発表された糖尿病患者を対象としたGLP-1療法の臨床試験では、以下の結果が示されています。

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対象者586人（内56.4%が女性）
年齢の中央値は54歳
BMIの中央値は41.2（WHOの基準で肥満）

GLP-1療法開始後、5%以上の体重減少を達成した割合は「1年経過で33.4％」「2年経過で43.5％」

出典）BMJ Open Diabetes Res Care. 2022 Jan;10(1):e002517. doi: 10.1136/bmjdrc-2021-002517.

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服用を1年続ければ3人に1人以上がダイエットに成功し、2年続ければ4割以上の人がダイエットに成功する結果となりました。

[使用方法]

空腹時（1日の最初の飲食の前）に、1錠をコップ約半分の水（約120ml以下）とともに服用してください。
服用後に飲み物を飲んだり、食事をしたり、他の薬を服用する場合は、少なくとも服用後30分経過してから行ってください。

[用量について]

1日1回3mgから開始し、1ヶ月経過しても効果が不十分な場合は1日1回7mgに増量します。
1日1回7mgを1ヶ月以上服用しても効果不十分な場合には、1日1回14mgまで増量することが可能です。

[注意事項]

①湿気と光の影響を受けやすい薬なので、服用の直前にシートから錠剤を出してください。
②錠剤を割ったり、砕いたり、噛んだりせずに丸ごと飲み込んでください。
③お茶・コーヒーや服薬ゼリーなどは使用せず、120ml以下の水で服用してください。
④副作用により「胃の不快感」「便秘・下痢」などの消化器症状が起こることがあります。
⑤低血糖症状（ふるえ・動悸・冷や汗など）が起こることがあります。低血糖症状に備えて、砂糖・ブドウ糖の入った食べ物を用意してください。
⑥副作用の症状が長く続く場合には、医師・薬剤師にご相談ください。嘔吐を伴う激しい腹痛が起こった場合は、直ちに服用を中止し、速やかに医師の診断を受けてください。

[成分]

セマグルチド 3mg

[製造会社]

Novo Nordisk India Pvt Ltd.
 製造会社ホームページ（英語）